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後半距離で力走する渡部善斗(右)=バルディフィエメ(AP=共同)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合男子は9日、イタリアのバルディフィエメで個人第10戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が今季最高の6位に入った。前半飛躍(ヒルサイズ=HS106メートル)は99メートルで12位。首位と46秒差で出た後半距離(10キロ)で巻き返し、順位を上げた。

 ビンツェンツ・ガイガー(ドイツ)が前半10位から逆転して今季初勝利、通算8勝目をマーク。前半3位の渡部善斗(北野建設)は13位だった。(共同)

渡部善斗の前半飛躍=バルディフィエメ(AP=共同)