もっと詳しく

 新型コロナウイルスの変異株拡大で個人消費の低迷が続いている。総務省が7日発表した7月の家計調査は消費支出が2カ月ぶりに前年の水準を上回ったが、景気が大きく落ち込んでいた昨年の反動増が大きく、前月比では3カ月連続でマイナスだった。菅義偉首相の退陣表明で追加経済対策の編成は出遅れが避けられず、次期政権を決める自民党総裁選は効果的な家計支援策が焦点になりそうだ。