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今週はFacebookにとって大変な1週間だったが、米国時間10月8日の午後も、このハイテク企業には容赦がなかったようだ。10月4日の月曜に同社史上最長の障害が発生した後、金曜午後にFacebookは再びダウンした。この障害は、WhatsApp、Messenger、Instagramを含むFacebookのすべてのプロパティに影響を与えている。

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FacebookはTwitterで「当社のアプリや製品へのアクセスに問題が生じていることを認識しています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と投稿している。。Instagramも同様の声明をツイートしており、絵文字( )で「This Is Fine」の雰囲気を漂わせている。

Facebookがツイートしてから30分も経たないうちにサービスが再開されたことから、この障害は長くは続かなかったようだ。しかし、今週はより深刻な障害が発生したこともあり、今回の度重なる障害はアプリの信頼性と安全性に対する懸念を引き起こしかねない。Facebookのツールを顧客とのコミュニケーションに利用している中小企業の経営者や、主要なテキストアプリとしてWhatsAppを利用しているユーザーにとって、度重なる停止は特に気になるところだ。

10月4日の障害は、Facebookのデータセンターでのルーターの設定変更が原因だった。FacebookはTechCrunchに対して、この度の障害も設定変更によるもので、世界中の人々に影響を与えたが、月曜日のダウンタイムとは無関係だと述べている。

「ここ数時間、当社の製品にアクセスできなかった方々に心からお詫び申し上げます。問題を修正しましたので、現在はすべて正常に戻っているはずです」とFacebookの広報担当者はTechCrunchに語っている。また、Instagramは、問題が解決したことをTwitterに投稿し、今週のミームを作ってくれたユーザーに感謝している。

画像クレジット:Bryce Durbin / TechCrunch

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(文:Amanda Silberling、翻訳:Katsuyuki Yasui)