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公開中の映画「僕と彼女とラリーと」より、森崎ウィンと深川麻衣がラリーに挑んだレーシングスーツ姿の場面写真が解禁された。

©2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会

 

本作の舞台は、11月に「FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦フォーラムエイトラリージャパン2021」の開催予定地だった愛知県豊田市、岐阜県恵那市。過去の確執と向き合い乗り越えようとする若者の新たなチャレンジと、故郷の仲間たちとのつながりを描く。

 

森崎演じる大河は、メカニックとして過去ラリーで数々の栄誉に輝き、世界を目指したものの断念した父親・登志雄(西村まさ彦)の死をきっかけに、父が営む「北村ワークス」の再起をかけて、仲間たちと共に父の夢でもあったラリーにチャレンジするという役どころ。深川は、その仲間の1人でもあり、大河を隣で支える幼なじみでシングルマザーの美帆を演じる。

 

解禁された場面写真では、トヨタが開発した競技専用車であるラリーカー・ヤリスを前に、紅白のレーシングスーツ姿の2人が記念写真撮影をする新鮮な姿や、真剣なまなざしでラリーカーに乗り練習に励む2人の姿が収められている。

 

通常のカーレースとは違い、複雑なコースでの正確なドライブが必要とされるラリー。そのためにドライバーの隣で速度やコースの指示を出すコ・ドライバーが必要で、ドライバーとコ・ドライバーの信頼関係が非常に大切だという。劇中で披露されている息の合った2人のラリー中の掛け合いにも注目だ。

 

レース出場に向けて、時には文句を言い合いながらも、ラリーを通じてお互いへの信頼を築いていく大河と美帆。森崎は「しっかりと『ラリー』というモータースポーツ、そしてラリーだけではなくその裏に描かれているヒューマンストーリー、家族の温かみなども全部含まれています。車の素晴らしさだったり、良さもすごく伝わってくると思いますが、車を通して人間がつながっていく部分が魅力。(車は)人間が作った機械ですが、その機械を通して人がつながっていくところが見どころだと思っております」と、ラリーというスポーツを通じた本作の魅力を語る。

 

深川も「豊田市で撮影させていただいているので、豊田市の豊かな自然の風景もそうですが、やっぱりラリー、車のシーンですね。時間をかけて(車を)牽引で運転してる風景を撮ったり、車の中でずっと話している時間があったり…。綺麗な豊田の景色と迫力のある車のシーンが合わさって、大きなスクリーンで見たら迫力のあるシーンになっているんじゃないかなと思っているので、『かっこいいな』と興味を持っていただけるきっかけになったらうれしいですね」と作品をアピールした。

 

作品情報

「僕と彼女とラリーと」

公開中

公式サイト:bokukano-rally.com

 

©2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会