もっと詳しく

入院患者連続中毒死事件の初公判の傍聴席を求めて横浜地裁の前に並ぶ人たち=横浜市中区で2021年10月1日、宮島麻実撮影
横浜市の旧大口病院で2016年9月、入院患者3人の点滴に消毒液を混入して中毒死させたなどとして、殺人などの罪に問われた元看護師の久保木愛弓(あゆみ)被告(34)に対し、横浜地裁の裁判員裁判は9日、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。家令和典裁判長は、被告の完全責任能力を認めつつ、「被告の努力ではどうにもできない事情が影響した。生涯をかけて償いをさせ、更生の道を歩ませるのが相当」と述べた。「悪いことだと認識したが…」公判で見えてきた元看護師の心情被告 全文
毎日新聞 11月09日 19時56分