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日本大学の付属病院の建設工事をめぐって、大学の本部などが背任容疑の関係先として東京地検特捜部の捜索を受けた事件で、不正に関わったとされる大学の幹部が、設計事務所との契約に絡んで大学側から、およそ2億円を外部に流出させた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。特捜部は大学の事業をめぐる不透明な資金の流れについて、実態解明を進めるものとみられます。