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8日、九州新幹線の車内で床に火をつけたとして逮捕された三宅潔容疑者(69)について同じマンションに住む50代の男性がNHKの取材に応じました。

男性は3年ほど前から、マンションの清掃や植え込みの木のせんてい作業などを通じて容疑者と交流があったということです。

男性によりますと事件前日の夕方、エントランスにある自分の郵便ポストをのぞくと、便箋が1枚入っていて「死にたい。旅に出ます。三宅」などと書かれ、部屋の鍵がテープで貼り付けられていたということです。

そして、その日のうちに容疑者から「死にたいが死にきれなかった」という内容の電話があり、男性は「帰って来ないか」と声をかけたということです。

最近の容疑者の様子について男性は「何の病気かはわからないが病院に通っていた。ひどく落ち込んでいるように見えたが、自殺を考えるような人ではない」と話していました。