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 UMIDIGIは来たる10月11日に新機種の【UMIDIGI BISON X10 , X10 Pro】の販売がスタートします。発売日に向けて日本向け公式ツイッターの「UMIDIGI JAPAN」では、同機種と他社同価格帯のスマートフォンとの比較表を公開し、自社製品が優れていることをアピールしています。しかし、この比較対象のスマートフォンがそもそも日本で販売していない機種な上、あまり聞いたことないマイナーな機種であった為、ツイッターの日本のユーザーから多くの非難を浴びていました。

日本向け公式アカウントによるツイート内容

 日本向け公式アカウント「UMIDIGI JAPAN」でツイートしたのはこの3件です。比較対象は全ての機種が技適の無い日本未発売のスマートフォンでした。そもそも 【UMIDIGI BISON X10 , X10 Pro】はタフネススマホで、300gに迫る重量を持っています。どこを取っても正直全く参考にならない比較内容です。

UMIDIGI公式アカウントではもっと多くの機種と比較

 実は先ほど紹介した3件の比較ツイートは、 日本向け公式アカウントの「UMIDIGI JAPAN」が公式アカウント「UMIDIGI」のしているツイートを和訳し掲載しているものになります。公式アカウントでは、この3件の比較だけではなく、より多くの機種で比較表を作成してツイートを行っています。

 このように公式アカウント「UMIDIGI」では合計で7機種との比較を行い、自社製品の優位性をアピールすると同時に他社製品のネガティブキャンペーンを行っています。1日1件の更新をしているので、今後も発売日までにまだツイートする可能性もあります。

日本向けのアカウントでは日本で販売されている機種と比較するべきである

 日本向け公式アカウントでまったく参考にならない公式アカウントを和訳しただけの適当なツイートをされると、日本のUMIDIGIファンはあきれてしまうし、興味があり調べている人も付いてこなくなる恐れがあります。昨年日本でアマゾン・楽天両方で公式ストアを開設し、日本での販売に力を入れているのではないのでしょうか?日本市場はあきらめたのでしょうか?このような適当なツイートにより、日本には本腰を入れていないと思ってしまいます。当たり前のことですが日本向けの公式アカウントでは、日本でも販売されている機種と比較するべきです。

UMIDIGI A11
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公式YouTubeチャンネルでは日本語通訳同席で放送

 UMIDIGIは新製品を発売する度にプレゼント企画を行っており、その当選者を公式YouTubeチャンネルの中で発表しています。その際は、中国語、英語だけではなく日本語が話せる人も同席し同時通訳で放送を行っています(時折いない回もありますが)。先日の「UMIDIGI A11 Tab」の発表の際もいました。これは決して、UMIDIGI社として日本市場をないがしろにしているわけではないと捉えることが出来ます。つまり、UMIDIGIの広報部の中のYouTube担当とTwitter担当の日本への熱量の違いがあると言うことなのでしょう。しかし、この状態では日本で人気のスマホメーカーになることは不可能です。

今後日本市場に定着するために必要なこと

 直近のUMIDIGIの商品は初期不良が有ったり、性能が低すぎたりすることは決してありません。もっともっと力を入れて拡販活動をすれば日本市場でも売れるメーカーになる可能性は十分にあると思います。そこで、今までの事を踏まえて今のUMIDIGIが日本市場で売れるために必要なことは以下の通りと考えます。

日本公式Twitterアカウントに力を入れる
全ての新商品を早く日本Amazon・楽天で取り扱う(できれば同価格で)
MVNO等で端末を販売をする

 昨年はXiaomiやOPPOも日本進出を果たし、すでにキャリアでも端末の取り扱いがあります。しかし、GalaxyやIphoneのように人気があるとは言い難い結果が続いています。この2社はUMIDIGIとは会社の規模は違えど、日本進出年数は大差あるわけではありません。今ここでUMIDIGIが頑張ればXiaomiやOPPOと同じくらいの市場規模を獲得できるのではないでしょうか。今後UMIDIGIがファンが応援したくなるようなメーカーになってくれることを期待しています。

The post UMIDIGI のターゲット市場は一体どこ?日本市場で成功するために足りないこと first appeared on ガジェチェス.