菅首相が訪米しバイデン大統領と会談へ 退陣表明の総理大臣としては異例

　退陣を表明している菅総理大臣が今月下旬にアメリカを訪問し、バイデン大統領との会談を行う方向で調整していることがANNの取材で分かりました。

　複数の政府関係者によりますと、会談はワシントンで行われ、中国の軍事的進出が議題になるということです。

　台湾海峡の問題など「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けてオーストラリア、インドも加えた「クアッド」という4カ国枠組みでの協力を改めて確認するものとみられます。

　退陣を表明した総理大臣が実質的な外交の舞台に立つのは極めて異例です。