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 日本航空が資本増強策として3千億円規模の資金調達を実施する方針を固めたことが9日、分かった。融資の一部を自己資本とみなせる劣後ローンなどで調達する。新型コロナウイルス禍による旅客需要の低迷がなおも続くとみて財務基盤の強化に乗り出す。当面の運転資金に加え、脱炭素といった環境対策に必要な資金などを予防的に確保する狙いだ。実施は9月中で近く発表する見通し。