スウェーデン発祥の空気清浄機メーカー「Blueair(ブルーエア)」は、埃やハウスダストを引き寄せて吸収する、新しいテクノロジー「DustMagnet」を搭載した空気清浄機「Blueair DustMagnet」(ブルーエア ダストマグネット)4モデルを発表しました。2022年1月13日より、全国の家電量販店・一部百貨店にて販売開始。ブルーエア公式ウェブサイトでは、店頭販売に先駆け12月16日より先行販売を実施します。価格はファブリック素材を採用した「5240i」(適用床面積34畳)、「5440i」(適用床面積18畳)がそれぞれ6万8200円、8万4700円(税込・以下同)、「5210i」(適用床面積34畳)、「5410i」(適用床面積18畳)がそれぞれ6万2700円、7万9200円となっています。
ブルーエアは1996年にスウェーデンで設立されて以来、「人は誰でも、きれいな空気を吸う権利がある」との経営理念のもと、空気清浄機専業メーカーとして高機能空気清浄技術を追求した製品開発を行ってきました。「今年で創業25周年になる現在でも、その思いは変わらない」とブルーエアの日本総代理店、セールス・オンデマンド代表取締役社長・室﨑 肇氏は語ります。
ハウスダストが溜まりやすい床上30cmに効果
生活様式が変わる中、65%以上の人がハウスダストや花粉など、室内の空気環境の悪さをキッカケに空気清浄機の購入を決意したとのこと(同社調べ)。加えて、一度床に落ちた埃やハウスダストなどは滞留するため、床に近い生活をする子どもの健康を心配するユーザーボイスもあったそうです。そこで、今回発表された「Blueair DustMagnet」は、同社初となるレッグパーツを設けることで、通常の上部吸込口からの吸引に加え、底面からのハウスダスト吸引を実現しました。これにより、ハウスダストが溜まりやすいとされる、床上30cmに効果を発揮するとのことです。
もう一つの特徴は、その名の通り、有害物質を磁石のように引き寄せ、吸引する独自テクノロジー「DustMagnet」です。まず、本体の側面にある2か所の吹出口から、独自の渦状の気流を発生させ空気を循環。同時に吹出口に搭載されているイオナイザーが空気中の有害物質をマイナス帯電させます。そして、本体の上下2か所の吸込口に設置されている、プラス帯電したプレフィルターによって、ハウスダストなどの有害物質を磁石のように吸い寄せる仕組みです。大きめの粒子はプレフィルター、さらに微細な粒子はメインフィルターでキャッチ。効率よく部屋の空気をキレイにします。
なお、フィルターの交換目安は6か月から12か月。別途で購入する場合の価格は、2つ1セットで8800円から1万1000円となっています。
粒子イオン化技術と高性能フィルター技術を融合した、ブルーエアの基幹技術である「HEPASilent(ヘパサイレント)テクノロジー」も搭載されており、0.1μmまでの有害物質を99.7%除去。静音性に優れ、ハイスピード清浄が可能です。
北欧らしいデザインでインテリアに馴染む
「Blueair DustMagnet」は、スウェーデン発祥ならではの北欧デザインで、部屋の中心で使いたくなるような外観です。本体トップにテーブルトップがあることで、サイドテーブルとしても利用可能。耐荷重10kgまで。液体は乗せられません。また、電源と風量調整の2つのボタンのみという、外観を損なわないシンプルな操作パネルも魅力的です。
そのほか、インターフェースには空気質センサーにより、リアルタイムで空気の状態を5段階で知らせてくれる機能も。
発表された4モデルのうち、上位モデルの「XX40i」のみ、本体にファブリック素材を採用。温かみのある部屋に整えたい人には、こちらがオススメのデザインです。
このほか、Wi-Fiに接続した本体と「Blueair」アプリを連動させれば、室内空気のモニタリングやフィルターの使用状況などの確認が可能です。また、スマートフォンの位置情報を元に帰宅までの距離を計り、部屋に着く頃には空気清浄を開始する機能「ウェルカムホーム」は12月中旬にローンチ予定です。
室内環境を快適にしたいと、これまで以上に思うようになったこの頃。今後も、ブルーエア独自のDustMagnetテクノロジーで、床に近い生活をしている子どものためにも、本製品で床上30cmのハウスダストが効果的に除去できるのはうれしいですね。