9月8日の阪神対ヤクルトで両軍に気になるプレイがあった。
まずは2回表、ヤクルトの攻撃。1点取ってなお一二塁から、8番西浦の場面でスキを突いた重盗で一死二三塁に。ただ結局ゴロゴーはせず、サードゴロに終わった(その後投手の小川がタイムリー)。
結果的に小川が打って追加点を挙げたものの、本来は8番の野手のところで点を取りたいところ。
裏の攻撃、阪神も同様に1点返してなお一死二三塁で8番梅野。こちらもゴロゴーせずキャッチャーゴロに終わった(続く投手の伊藤将も三振で同点ならず)。
この場面、三走はどちらも外国人(ヤクルトオスナ、阪神サンズ)。そこも関係あったのかもしれないが、ゴロゴーがセオリーだと思ったので驚いた。
一死二三塁と言うのは特にゴロゴーを仕掛けやすく、仮に三走がアウトになっても一三塁の形になり、三塁に走者が残る。三塁に走者がいればバッテリーミス等で点を取れる状況は変わらない。
2点取りたい場面であれば二死二三塁と二死一三塁は大きく変わってくるが、今回は打順的に「8番でどう1点を取るか」を最優先に考えるべき場面。個人的にはゴロゴー一択(プロの2球団ともゴロストップなのでこちらの考え方がまちがっているのだろうが…)。