仏・飲食店でも「ワクチン証明」義務化、伊では偽造グループ摘発
フランスでは飲食店を利用する際にも新型コロナのワクチン接種などの証明の提示が義務付けられました。
「お昼時ということもありまして、お客さんが続々とやってきています。スタッフが1人1人、チェックをしています」(記者)
フランスでは9日から、飲食店や長距離の交通機関などを利用する際にワクチン接種や検査での陰性を証明することが義務付けられました。証明が偽造であることが発覚するなどした場合、日本円でおよそ1万7000円の罰金が課されます。
「このウイルスには選択の余地がありません。何かしなければならない」(レストランの客)
一方、店側にもチェック義務があり抵抗を感じる人もいます。
「私たちは警備員ではありません。一般の人をチェックする義務があるのはちょっとおかしいと思います」(レストランのシェフ)
また、イタリアでも6日から店内での飲食などの際に証明の提示が義務づけられていますが、警察は偽造証明書を販売していた疑いで複数のグループを摘発し、32の販売ルートを閉鎖しました。