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ついに、政府が「拡大集中許諾(ECL)」の本格検討に入る。情報社会が進展し、過去の膨大なコンテンツの再活用の可能性は高まった。また、一億総発信時代では、「UGC(ユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツ=ユーザー生成コンテンツ)」が時代の主流に躍り出ている。その活用の前に立ちはだかるのは、コンテンツの数だけ爆発的に増大した著作権などの「権利」の処理だ。この権利処理の容易化にとって切り札になるという、拡大集中許諾とは何か。福井健策弁護士に聞いた。