飲食店での配膳ロボットの利用が広がる中、いよいよファミリーレストラン大手での大規模な導入が始まった。ファミレス最大手のすかいらーくホールディングス(HD)は、主力ブランドの「ガスト」としゃぶしゃぶの食べ放題店「しゃぶ葉」の全店で配膳ロボットの導入を決めた。2022年4月までにガスト約700店、しゃぶ葉274店にまずは導入。その後、2022年末までに中華料理の「バーミヤン」などを含め合計約2000店舗に配備する計画だ。同社はグループ全体で約3000店舗を運営しており、このうちの6割以上の店舗でロボットが活用される見通しである。