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 人工知能(AI)によって熟練者の作業を再現しようとする場合、AIに学ばせる熟練者の模範解答(学習データ)の収集が課題となる。マクニカ(横浜市)はこの課題を解決するため、人の脳の活動を見える化する「ブレインテック」に着目した。ベテラン技術者の脳波から効率的にAIの学習データを生成する。国内メーカーと品質検査用途などで実証実験を進めており、2022年にも実用化する見込みだ。