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 IPアドレスの例として「xxx.xxx.xxx.xxx」という架空の文字列を使う行為の危険性をまとめたエントリが話題になっている。

 架空のIPv4アドレスとして使われることが多い、小文字のx(エックス)を並べた「xxx.xxx.xxx.xxx」という文字列だが、今回話題になっているエントリでは、この文字列を例として使うことの危険さについてまとめられている。実はこの「xxx」は、アダルトエンタテイメント業界用のドメイン名であり、誤入力を狙ってか「xxx.xxx.xxx.xxx」や、「192.168.xxx.xxx」というURLも実在していることから、架空のIPv4アドレスだと思ってURL欄に入力すると、まんまとアダルトサイトに飛ばされてしまうというわけ。わざわざ貼り付けてアクセスすることはなくとも、URLと思しき文字列にハイパーリンクを自動付与するサービスでは、勝手にリンクが張られている場合があり、なお危険というわけだ。エントリではこうした事情も踏まえ、Wikipediaにあるドキュメント例示用アドレスを紹介しつつ「こちらのドキュメント用のものをつかうか、ドメインを確認した上で .abc とかにしたほうがいいかもしれません」と結んでいる。