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オーストリアのクルツ首相(35)が9日夜、辞任を表明した。同氏と側近らは贈収賄や背任の疑いで検察当局の捜査対象になっている。

クルツ氏はテレビ演説で「安定を確保する余地をつくりたい」と述べる一方、汚職疑惑は「間違い」だと主張。公金を政治的な目的で使った事実はないと強調した。

同国の公共放送ORFがクルツ氏の発言として伝えたところによると、シャレンベルク外相が後任に就く見通し。

検察は先日、クル…