私は「死にゲー」と呼ばれるジャンルが大の苦手で、「Bloodborne」も途中で辞めてます。
そんな「死にゲー」の中でも高難易度を誇ると言われている「SEKIRO」。
なんと私はこのゲーム、プレイ時間100時間でトロコンまでたどり着きました。
この記事ではそんな戦国死にゲー「SEKIRO」の魅力について。あますことなく紹介します!
ぜひ、最後までご覧ください!
【プレイ時間100時間】 SEKIROの魅力とは?
ストーリーが良い
単なるアクションゲーってそれほどストーリーに重点を置いてないイメージなんですけど、SEKIROはストーリーも面白かったです。
全EDを見ても謎は多く残されており、考察も捗ります。
道中で出会うNPCイベントも多数用意されているので、ストーリーの全容を追いたい人はこちらも進めると良いでしょう。
作中に出てくるNPCキャラ「死なず半兵衛」の外伝小説も出ているみたいなので、クリア済みの方で「まだまだSEKIROの世界観にどっぷりとひたりたい!」という方はこちらもオススメですよ!
キャラクターが魅力的
主人公の「隻狼」は口数が少なく硬派なキャラ。
こんな容姿ですが、おはぎを美味しそうに食べるというかわいい一面も持っています。
「メインヒロイン」の御子殿はめちゃくちゃかわいい。こう見えて男の子です。
葦名一心、梟といった渋いおっさんも登場。
薬師のエマ殿は超美人。
そして、主人公の前に幾度となく立ちはだかる「葦名弦一郎」君。
声は遊戯王の「海馬瀬戸」の声で有名な津田健次郎さんが務めています。
ネットでは「弦ちゃん」とネタにされていますが、イケボでかっこいい武人キャラです。
戦闘が面白い!
SEKIROの面白さはなんといっても戦闘の楽しさにあるでしょう!
スタミナの概念がないので、回避も攻撃も無限にできます。
一部の人間キャラとの戦いだと「攻撃→弾かれる→カウンターをガード→攻撃」といった具合で、永遠にちゃんバラできます。
スキルや忍具の使い方によって正攻法以外の戦い方もできるのも面白いです。
難しすぎる?途中でやめちゃうのはもったいない
SEKIROは難しすぎて途中で辞めてしまう方も多いようです。
実際プレイしてみてチュートリアルの時点で心が折れそう…という方も多かったと思います。
チュートリアルを突破しても「赤鬼」「火牛」といった手強い中ボスが出現しますし、何回やっても「まぼろしお蝶」「葦名弦一郎」に勝てずやめてしまった方も多いでしょう。
「Bloodborne」と違ってレベリングの概念がないですし、詰まったらクリアできないんじゃないか…と思っている方もいるかもしれません。
ただ、ラスボス撃破のトロフィー取得率は26.7%なので、「葦名弦一郎」さえ撃破してしまえば、クリアまではそう遠くありません。
また、レベリングの概念がないだけで、救済措置はたくさんあります。
以下ではそれについて解説していきます。
スキル習得や忍具で突破口が開けることも
SEKIROにはレベルの概念がないため、クリアできない場合詰んでしまうのでは?と思いがちですが、スキル習得や忍具を集めることで突破口が開けることもあります。
特にボス戦で有用だと感じたのは
- 見切り(突き攻撃を使ってくるほとんどの人型ボスに有効)
- 一文字二連(自身の体幹回復&相手の体幹を削る)→弦一郎に超有効!!
- 派生攻撃・放ち斬り(傘が有用なボス「火牛」「首無し獅子猿」「破戒僧第3形態」「七面武者」に有効
- 不死斬り(ほとんどのボスに大ダメージを与えられる)
不死斬りはストーリーを進めないと入手できませんが、他は雑魚狩りをしてスキルポイントを貯めれば序盤から入手可能です。
また、忍具もあるとボス戦の攻略がラクになります。
下記の忍具はたいへんお世話になりました。
- 爆竹(ほとんどのボスで有効)
- 火吹き筒・バネ式(油を使わなくても炎上させられる)
- 鳳凰の紫紺傘(怖気をガード)
- 朱雀の紅蓮傘(炎上をガード)
- 手裏剣(狼など雑魚処理に)
逆に全く使わなかったのは「霧がらす」「仕込み槍」「錆び丸」でしたね。
序盤の関門「葦名弦一郎」を倒せばあとは楽
葦名弦一郎はSEKIROのアクションの全てを詰め込んだようなボスなので、これさえクリアしてしまえば後のボスも必ず倒せます。
私も弦一郎には100回近く戦うなど大苦戦しましたが、その後のボスは割とすんなりクリアできました。(それでも数十回戦ったこともありましたが…)
このゲーム、一番大切なことは「何回もプレイして攻撃パターンを叩き込む」ことなんですよね。
アクションゲームが苦手な人でも、根気強くプレイしていればクリアできます。
また、「なるにぃ」さんの動画もたいへん参考になったので自分でプレイしてみてどうしても勝てない!という場合に見るのを勧めます。
どうしても勝てなかったから脇道に逸れることも可能
SEKIROの1番の攻略法はトライアンドエラー。
とはいえどうしても勝てないボスもいるでしょう。
実はSEKIROは完全一本道ではなく、ある程度ストーリーの進行に自由があります。
弦一郎にどうしても勝てない場合スルーして「平田屋敷」「葦名の底」「仙峯寺」に行くことは可能ですので、こちらで中ボスやボスを倒して身体力や攻め力を上げることが可能です。
また、瓢箪の種を集めて回復回数を増やすことができます。
特に攻め力は1つ上がるだけでも体幹やダメージの削り具合が大きく変わるので、寄り道をしていたらびっくりするほど戦闘がラクになりますよ。
【もう一歩!】SEKIROの残念なところ
周回プレイが前提!でも苦じゃない!
SEKIROには複数のエンディングがあり、トロコンも特定のアイテムを集めるために2周する必要があるため、周回プレイが前提になります。
私も周回とかダルい!と最初は思いましたが、2周目以降はかなり楽でした。
雑魚敵や一部の中ボスは2周目以降完全スルーできるので数時間でクリア可能です。
1週目はそれこそ70時間かかりましたが。
プレイヤースキルが上がったために1周目で死ぬほど苦戦した弦一郎も1回で倒せたり。
逆に1周目で難なく倒せたボスにハマったこともありましたが…
デスペナルティがキツすぎる
SEKIROでは死亡するとスキルポイントと銭の半分が削られます。
これがかなりキツイ。
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親の顔以上に見たこの画面
一応「冥助」といって確率でデスペナがなくなるというシステムもあるんですが、それも最大3割の確率です。
「Bloodborne」では死亡地点に再び行くと失ったポイントを回収できるのですが、SEKIROにはそれもないですからね。
周回となると一気に数万ポイント削られることも。
調子に乗っているとその辺の雑魚敵にも殴り倒されてロストします。
まあそういった事故を防ぐために、1回だけ復活できる「回生の力」があるんですけどね。
ちょっとでも危ないと思ったら帰仏でいったん戻って体制を整えるのが吉。
追加DLCはなし
もう一つ残念な点として、追加DLCがありません。
SEKIROはストーリー自体はサクっと終わるため、あのキャラやあのキャラの掘り下げを期待してDLCを期待していた声も多かったはず。
どこかでPS5対応でDLC追加の「ディレクターズカット版」が発売されることを期待しておきます!
【ネタバレあり】苦戦したボスランキング
剣聖葦名一心
前座として弦一郎がいるので実質4ゲージボス。
ラスボスのお爺ちゃんが2週目でも20回くらいかかりました。
弦一郎の不死斬りを上手く避けられず事故ることも。
戦い自体はTHEチャンバラで戦っていて楽しかったです。
鬼門の2ゲージ目の槍モードは守りに徹して見切り狙いで行くのが一番安全。
ラスボスに相応しい強さなので倒した後の達成感は半端ない!
葦名弦一郎
3ゲージとか反則!
1週目はリアルに100回くらい戦ったので、ラスボスより苦戦しました。
2週目以降はかなり楽に倒せるように。
と、いうのも1週目は「雷返し」が上手くできなかったんですよね。
せっかく2ゲージ削れても打雷で死亡してゲンナリということが多々ありました。
終盤のステージで雷返しは多用するので、2周目以降は嘘みたいに簡単に倒せるようになります。
1番プレイヤースキルの向上を感じられた良ボスだと思います。
火牛
戦闘不可避の中ボスの上、狭いステージ&カメラワークのせいで周回プレイでも苦戦しました。
1周目はスキを見て爆竹でなんとか倒せましたが、2周以降は紅蓮傘で防御に徹してからの放ち斬りで安定して勝てるようになります。
大忍び梟
一撃が重いため脳死でガードばかりしてると体幹が削られあっという間に殺されます。
攻撃のラッシュが激しく回復のタイミングも難しい。
兜割後だけ狙って不死斬りが1番安定しますね。
獅子猿
1ゲージ目がかなりキツイ。
図体の割に動きが俊敏なので回復が間に合わず死亡することも多々ありました。
炎上させてさっさと倒してしまうのが良いですね。
2ゲージ目はボーナス。とりあえずガード&弾きさえしてれば簡単に倒せるので。
【まとめ】SEKIROは難しいけど神ゲー!
以上、SEKIROのプレイレビューでした!
「Ghost of Tsushima」以来、2本目のトロコン達成ソフトとなりました。
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ラスボスより苦戦したスキル全習得
死にゲーの魅力に取り憑かれた私は続けて「仁王2 Remastered Complete Edition」「Demon’s Souls 」も購入。
その前に積んである「Bloodborne」もあるし、「テイルズオブアライズ」も途中だし、「LOSTJUDGMENT」も「DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT」も気になるし…やりたいゲームは山ほどあるのでしばらく困りませんね。