LenovoのMotorolaは本日、フラグシップスマホの「Moto Edge X30」を正式に発表しました。
Moto Edge X30は、初のSnapdragon 8 Gen 1搭載スマートフォンとして登場します。
Motorola「Moto Edge X30」の仕様と特徴
Moto Edge X30の大きな特徴は、新世代のQualcomm Snapdragon 8 Gen 1チップセットであることは間違いありません。
このチップセットはsamsungの4nmプロセスを採用しており、CPUはクロック周波数3.0GHzのCortex-X2スーパーコア、周波数2.5GHzのCortex-A710コアを3つずつ、そして1.8GHzのCortex-A510コアを4つ搭載しています。
前世代のCPUと比較して約20%の性能向上。消費電力も最大30%削減され、GPU性能も30%アップ、エネルギー消費量も25%削減され、AI性能はSnapdragon 888シリーズの4倍となっています。
AnTuTuベンチマークスコア1061361を記録することができ、Androidスマートフォンとしては現在ナンバーワンの性能に達しているようです。
バッテリーについては、5000mAhの超大容量バッテリーを内蔵し、わずか13分で50%のバッテリーを補充できる68Wの急速充電にも対応です。
カメラは背面に、50MPの広角メインカメラ、50MPの超広角カメラ、2MPの被写界深度センサーが搭載されています。
今回、前面のカメラも高画素となっており、60MP搭載です。
ディスプレイについては、「Moto Edge X30」には2つのバージョンがあります。
1つは通常版で、真ん中パンチホールの10億色(10bit)超高感度カラースクリーンを採用し、144Hzの高リフレッシュレートと最大576Hzのタッチサンプリングレートをサポートしています。
また、ドルビーサウンドのデュアルスピーカーにも対応しており、非常に優れたオーディオビジュアルとゲーム体験をすることができます。
2つ目のディスプレイバージョンは、「Under-screen Proactive」バージョンです。このバージョンでは、60MPのフロントセンサーを搭載し、ディスプレイ効果とSelfie効果の両方を考慮した、業界最強のアンダースクリーンカメラ技術(画面下前面カメラ)を搭載です。
最後にプリインストールされるOSは、Android 12をベースにしたMYUI 3.0となっており、Motorola独自の機能を搭載しつつ、ピュア感があるOSとなっています。
Moto Edge X30の価格
価格については、Moto Edge X30の標準バージョンは3,199元(約5.7万円)からとなっています。いかが全モデルの価格です。
- Moto Edge X30 標準バージョン 8GB + 128GB 価格:3199元(5.7万円)
- Moto Edge X30 標準バージョン 8GB + 256GB 価格:3399元(約6.1万円)
- Moto Edge X30 標準バージョン 12GB + 256GB 価格:3599元(約6.4万円)
- アンダーディスプレイカメラバージョンのEdge X30は、12GB+256GBバージョンのみで、価格は3999元(約7.1万円)です。
Source : Gizmochina