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中国の月面探査車「玉兎2号」が、月の裏側でキューブ型の物体を撮影したことが話題となっている。玉兎2号の活動記録などを載せている中国のOur Spaceのブログ記事では、この物体を「神秘小屋」と呼称している。神秘小屋は比較的新しいクレーターの上にあり、ブログ記事では「エイリアンによって建てられた家なのか」と冗談めかして書いている。なお玉兎2号は2月にも「里程碑 (一里塚)」と名付けた奇妙な岩石を発見しているが、これとは別物(Our Spaceのブログ記事ハフポストGIGAZINECNET)。

宇宙関連ジャーナリストのAndrew Jones氏によれば、キューブが隕石の衝突によって現れた岩である可能性を指摘している。実際のところは玉兎2号が近づいて調査できるようになるまで待つしかないが、調査には80メートル移動する必要があり、そのためには2~3か月は必要ではないかとしている(Andrew Jones氏のツイートScienceAlert)。

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