イスラム主義勢力タリバンが暫定政権を樹立したアフガニスタンで活動する国連機関やNGOは10日までに、同国の医療態勢はここ数カ月で内紛や外国援助の枯渇により文字通り崩壊したとの危機感を表明した。 数千人規模の医療従事者は給料を半年間もらえず、医療施設では薬品や装備品が払底。NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は冬季が近づき5歳以下の子どもの死亡が毎月数千人増える恐れがあると警告した。 医療崩壊の現状…