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 更年期障害に悩む女性への支援策などについて議論する組織が自民党に立ち上がり、初会合が開かれました。

自民・女性の生涯の健康に関する小委員会 高階恵美子委員長
 「様々な重責を受けるか、受けないかというところで悩む中高年期の女性たち、そのときに大きな劇的なホルモンバランスの変化が訪れるという、そういう問題について正面から取り組む政策がございませんでした」

 自民党が立ち上げたのは、女性特有の健康課題についての支援策を議論する委員会です。役員による初会合では、更年期障害により昇進を辞退する女性が数多くいるとの指摘が出たほか、「生理休暇」のように更年期障害に対応した休暇を制度化する案も出されました。

 委員会では、次の通常国会に女性の健康を包括的に支援することをうたった法律案を提出することを目指し、更年期障害への支援についても盛り込む方向で検討するとしています。