姉妹車の「ノア」とともに進化
トヨタは4代目となる新型「ヴォクシー」のティザー画像を2021年12月8日に公開しました。2022年1月にデビューする予定といいますが、3世代・約20年にわたる歴史のなかでヴォクシーはどのような進化を遂げてきたのでしょうか。
初代ヴォクシーは、2001年11月に姉妹車の「ノア」と同時に発売されました。
【画像】8年ぶり刷新！ トヨタが新型「ヴォクシー」の画像を世界初公開！ 眼光鋭すぎ!? な実車などを画像で見る（14枚）
FFレイアウトの新パッケージを採用したことで、低くフラットなフロア、十分な室内長、高い室内高を確保。
また、ノアの堂々と存在感のあるなかに親しみやすさも併せ持ったデザインに対し、ヴォクシーは鋭く迫力ある引き締まったデザインで若々しさを演出。外観をはじめ随所で差別化されている点も特徴になっていました。
ちなみに、ヴォクシーとノアはトヨタの販売チャネルでも区別されました（2020年5月のトヨタの全車種全店併売化開始により解消）。
その後、ヴォクシーはノアとともに2007年6月に2代目へ、2014年1月に3代目へとフルモデルチェンジ。
3代目モデルでは初のハイブリッド車を設定し、クラストップレベルの燃費性能を実現しました。
なお3代目ヴォクシー／ノアには、新たな姉妹車として高級志向の「エスクァイア」が存在しましたが、フルモデルチェンジは受けず、2021年12月上旬をもって1代限りで生産を終了します。
今回、4代目となる新型ヴォクシーは、新型ノアとともに8年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
トヨタが公開しているティザー画像ではヘッドライトとその周辺しか見えないものの、歴代モデルと同様、新型ヴォクシーは新型ノアとデザイン面で差別化されているようです。
新型ヴォクシーは、現行モデル（3代目）と同様上下2段ライトを採用しているように見えますが、デザインの詳細は2022年1月のデビューまでにあきらかになると見られます。
それではここで、ヴォクシーに関するクイズです。
2001年11月以前にラインナップされていた、ヴォクシーの前身にあたるモデルは、次のうちどれでしょうか。
【1】タウンエースノア
【2】イプサム
【3】ライトエースノア
【4】ガイア
※ ※ ※
正解は【3】の「ライトエースノア」です。
ライトエースノアはヴォクシーの前身モデルで、「タウンエースノア」は現在のノアの前身モデルにあたります。
ちなみに、ライトエースノア／タウンエースノアも姉妹車同士の関係で、販売チャネルで区別されていました。