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「人と会う楽しさが分かった」コロナ禍で迎える2度目の成人式

 きょうは成人の日。コロナ禍で迎える2度目の成人の日となりましたが、新型コロナの感染が急拡大するなかで、各地で感染防止対策に工夫しながら成人式が行われました。

 千葉県浦安市の“ディズニー成人式”。例年はキャラクターたちとハイタッチで祝いますが、今年は去年に引き続き、“接触禁止”です。それでも新成人からは・・・

新成人
 「ディズニーで成人式迎えるのを楽しみにしていたので、すごく嬉しいです」
 「幸せって感じ」

 一方、こちら横浜市では、全国で最多の3万6000人あまりが新成人を迎えました。

新成人
 「私たちの代がコロナが出始めたころで高校の卒業式がちゃんとできなかったということもあって、人と会う楽しさがまたわかったような気がして」

 横浜市では式典を4回に分けて開催したほか、ワクチンを2回接種していない人で希望する人には事前に無料で抗原検査キットを配りました。

横浜市 山中竹春市長
 「今日は懐かしい仲間に再会をしたと思いますが、式典後の会食はお控えください」

 新成人たちは、式典後の「同窓会」について・・・

新成人
 「またオミクロン株が流行っているので、それを心配した方は行かないみたいな感じになっている。全体は400人近くいるが、80人くらいですかね、参加するのは」
 「自分は参加しないです。人がいっぱい集まるので、ちょっと怖いなという気持ちもある」

 今年1月1日時点で20歳の新成人は120万人と、過去最少を更新。減少の理由は、少子化に加えて、コロナ禍で“ある人たち”が減ったことでした。

 東京・豊島区で羽織袴姿で成人式に臨んだのは、ベトナム人の男性。

ベトナム人の新成人
 「きょうは初めて着物を着ました。とてもかっこいい。本当に楽しかった」

 豊島区では新成人のおよそ25パーセントを外国人が占めています。ただ、例年は30パーセントほどとなっていて、いつもよりは外国人の割合が減ったということです。

 人口推計には国内に3か月以上滞在する外国人も含まれるため、全国の新成人の数が減った背景には、少子化に加えて新型コロナで外国人の留学生や技能実習生が減ったことも影響しているとみられます。