#今週の一足はNIKEのDUNK(BY YOU)
〈ナイキ(NIKE)〉のダンクが一大ブームになり、もう1年半〜2年くらいでしょうか。ブームの始まりから1年くらいはもはや「ダンク」と名のつくものであればOGやコラボ以外でも全てプレ値になっていた異常事態。とはいえ、もう少し経てば落ち着くだろうと思っていたら、先月から急にリセール価格がガクッと下がりました。
オフホワイトなどのコラボモデルなどはさすがそんなことはないのですが、通常のSBではないモデルはほぼリセールでも定価(中には定価割れも)。ブームが終わりを迎えそうになったとき、ゆるやかにではなく“急降下する”というのも、ある意味二次流通ありきの今っぽい現象なのかもしれません。
ただ、それはあくまでリセール市場でのブームだったわけで、ファッション的に見て「プレ値がつく=カッコいいスニーカー」というわけではないんですよね。普通に買える(買いやすく)ようになった今、やっとユーズドのデニムにダンクを合わせられる!と個人的にはちょっと嬉しくもあります。まあないものが欲しくなるみたいな気持ちもすごく分かるんですけど(笑)。
で、ちょうどリセール価格が落ちる間くらいの時期に、久しぶりにダンクのBY YOU(カスタマイズサービス、昔で言うNIKE id)が復活していたので注文してみました。
ダンクローのBY YOUは、ダンクハイやAF1に比べるとカスタム範囲が少し狭め。恐らくOGカラーに近いのが作れちゃうのが理由だと思いますが、特にネックになるのがつま革とチップのカラーを同色でしか作れないところ。
スニーカーを横に見たとき縦でカラーが分断されてしまうため、今回はシンプルにグレースウェードで統一しました。スウッシュは黒レザー、ミッドソールは白、アウトソールはガムと、先週紹介したブセニッツのカラーをほんのりサンプリングしつつ、SBっぽい雰囲気でガンガン履けるようなデザインをイメージ。
オーダー時のイメージカラーよりホワイトっぽいスウェードだったのがちょっと不満ではありますが、概ね満足です。もしまた似た内容で注文するならライニングをグレー、ミッドソールをガムに変更するともっとカッコよくなりそう。
せっかく手に入れたダンク、ブームは落ち着けどこの秋冬はガンガン履いていこうと思います。
FACY編集部・岩崎
2019年くらいにDUNK SBが気になり始め、その翌年のシラキュース(ホワイト/オレンジ)発売からずっとダンクが欲しかったので、念願叶って嬉しいです。ただ、これを注文したあとにSNKRSで2足当たったんですけどね(笑)