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青木俊氏が新作について語る
【著者インタビュー】青木俊氏/『逃げる女』/小学館/1760円〈逃亡は最大の自白〉だと、司法の場では見なされるという。裁判を放棄する以上、警察も検察も判事も、自動的にそう判断しかねないと。にもかかわらず、警察から逃げて逃げて逃げまくるのが、青木俊著『逃げる女』の〈久野麻美〉だ。発端は2023年秋、札幌市北区で起きた元新聞記者〈名倉高史〉の殺害事件。独立し、帰札したフリーライターが撲殺され、自室を荒らされたこの事件では、名倉以外に7紋あった指紋の1つが、市 全文
NEWSポストセブン 11月10日 19時15分