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石原伸晃内閣官房参与が辞任の意向を伝えたことについて、岸田首相は10日午後、記者団の取材に応じ、「混乱であることは否めない。遺憾に思う」と語った。
岸田首相「石原内閣官房参与から、自民党東京第八選挙区支部の件は、公正な手続きにのっとった受給ではあるが、混乱を生じることで総理の職務遂行に迷惑をかけること、これは自分の本意ではない。よって、内閣官房参与の職を辞任したいという旨、申し出がありました。この申し出を了とし、本日付で辞任を認めることといたしました」
そのうえで岸田首相は、石原氏を起用してからまもなく辞任したことについて、「混乱であることは否めない。このことについては遺憾に思う」と述べた。
さらに岸田首相は、「混乱を生じることは、総理として仕事をするうえにおいても国民に申し訳なく、辞任を了解した」などと説明した。
一方で、岸田首相は石原氏と同様に、雇用調整助成金受給問題が指摘されている大岡環境副大臣については、「説明を尽くしてもらわなければならない」と述べるにとどめた。