2021年12月9日に実施された『ポケモンユナイト』のバランス調整アップデートはなかなかスゴい! これまでと違い、かなり抜本的な調整をしているのです。
というのも、もともと本作では「2進化ポケモンが弱い」と言われていました。進化が遅く実力が試合後半にしか出せないポケモンはどうしても活躍しづらく、それが問題視されていたのです。
しかし、アップデートでそこが調整されました。つまりこれは環境激変の予感……! この記事では注目ポケモンを紹介します。
◆サーナイト
火力はあるけど進化が遅くて使いにくかったサーナイトは、進化レベルが1ずつ引き下がりレベル9で最終進化系になれるように。また、各種技習得レベルも1下がっています。
つまり、レベル9の段階でユナイト技を含めて準備が揃うということ。このレベル9までに技が揃うというのが『ポケモンユナイト』では非常に重要です。
この調整により、「サイコショック+みらいよち」のものすごい火力が出るロマンコンボも現実的に。さすがにサーナイトで中央エリアに行くのは難しそうですし、ファイアローなどに集中攻撃されると即沈んでしまいますが、それでも下レーンあたりで活躍できそうなポケモンになりました。
◆ガブリアス
ガブリアスも同様に、進化レベルと技習得レベルが1ずつ下がってレベル9で揃うようになっています。
ガブリアスは中央エリアに行くケースが多いポケモンなので、レベル9でユナイト技が撃てないと非常に頼りないポケモンになってしまうのです。調整のおかげでこの問題は解決したものの、「ドラゴンクロー」の急所ダメージがなくなってしまったため、弱体化している側面も。環境がさらに変わるまではあまり目立たないかもしれませんが、それでもレベル調整は大きいといえます。
◆カビゴン
進化しないポケモンなのに技習得レベルが1ずつ下がっているのがカビゴンです。調整内容もかなり強そうで、注目が集まるかもしれません。
技習得が早くなったのは非常に大きく、レベル5の段階でもう「ヘビーボンバー」が撃てます。また、「じたばた」も強化されており、相手HP減少時ダメージアップ効果と移動速度低下の持続時間が伸びているようです。
現在はアタッカー環境なのでそもそも逆風なのがつらいところですが、それでも選択できる余地が増えたのは嬉しいです。
◆マンムー
2進化ポケモンであるマンムーも進化レベルと技習得レベルが1ずつ下がり、レベル9で一通り必要な要素が揃います。
特性の「あついしぼう」が不具合修正により弱体化していますが、現在の環境とマンムーの「アタッカー寄りのディフェンス型」というのはなかなか相性がいいかも。
この4体はかなり大きな調整が入っているうえ、いままで強いポケモンだったゲッコウガ、ゼラオラ、ルカリオには弱体化が行われています。これにより環境が大きく変わる可能性は高そうです。