田村憲久厚生労働相は10日の記者会見で、物価と賃金の伸びより年金額を低く抑える「マクロ経済スライド」の期間を、基礎年金と厚生年金でそろえるよう検討を指示したと明らかにした。現在は基礎年金の方が長く、給付水準が下がると懸念されていた。