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 静岡県熱海市で7月に発生した大規模土石流で「起点周辺の住民が死んでもやむを得ない」と考え、十分な安全対策を取らないまま盛り土造成を続けたなどとして、犠牲者6人の遺族5人が10日、殺人の疑いで起点の現旧所有者への告訴状を熱海署に提出する。遺族1人による業務上過失致死容疑などでの告訴を受け、県警はすでに強制捜査に着手している。