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東京にある大衆酒場の名店を巡る企画の第6回。今回は門前仲町の「だるま」を訪れ、その魅力を探っていきます。

大衆酒場は、その安さとウマさ、昔ながらの温かい雰囲気で、酒飲みの心をひきつけてやみません。なかでも東京では下町を中心に、根強い人気を誇る大衆酒場の名店が数多く存在します。そんな名店を巡り、お店の魅力と東京ならではの酒文化を深掘りしていくのが本連載。立石「宇ち多゛(うちだ)」篠崎「大林」京成曳舟「三祐酒場(さんゆうさかば) 八広(やひろ)店」八広「亀屋」四つ木「ゑびす」に続く第6回は、門前仲町の「だるま」にお邪魔します。

 

 

※本稿は、もっとお酒が楽しくなる情報サイト「酒噺」(さかばなし)とのコラボ記事です

 

 

チューハイを注文すると「いっぱ〜つ」の掛け声が!

地下鉄東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」から徒歩約3分の場所にあるのが、今回訪れる「だるま」です。創業は昭和46(1971)年とのことで、ちょうど50周年を迎えました。同店の魅力のひとつに二代目の美人姉妹が生み出す居心地のよさがあり、その雰囲気作りに一役買っているのがコの字型のカウンターです。

 

そこでナビゲーターにお招きしたのが、前回カウンターの賢人として登場した長谷川和之さん。生徒役にはこれまで同様、お酒好きのタレント・中村 優さんとのコンビで「だるま」とカウンター酒場の魅力を掘り下げていきます。

↑中村 優さん(左)は、タレントおよびマラソンランナーとして活躍。長谷川和之さん(右)の本業は編集者で、酒場のほか旅や温泉、鉄道など様々なジャンルに精通しています

 

長谷川 いやあ中村さん、なかなか一緒に酒場に行けず、お久しぶりですねー。まずは注文しましょう!!

 

中村 はい! 今日も楽しみにしていました。よろしくお願いします! お酒はどうしましょうか?

 

長谷川 やっぱりチューハイです。ここはね、注文すると店員さんがちょっとユニークな受け答えをしてくれるんですよ。試しにオーダーしてみますね。「すみませーん、チューハイひとつお願いします!」

 

店員 「はーい、チューハイいっぱ〜つ!」

 

中村 え? 「いっぱつ」って言いましたよね。面白い!

 

長谷川 この「いっぱつ(一発)」というかけ声は先代のときからの伝統で、「だるま」の名物とも言えるもの。当時ここで働いていたアルバイトの方々は東京商船大学(現在の東京海洋大学)の学生が多かったみたいで、先代がコミュニケーションの一環として「いっぱつ」という呼びかけで、仕事に対する気持ちやお客さんとの一体感を盛り上げたんだそうです。

 

中村 へえー! じゃあ私も、「チューハイいっぱつ!」

 

店員 「ありがとうございまーす! チューハイもういっぱ〜つ!」

 

長谷川 ということでお酒が揃いましたね。

 

中村 はい! 改めて、カンパーイ!

 

 

長谷川 それとね、「だるま」のチューハイは2種類のシロップを好きなだけ入れられる点も特徴なんです。ところどころに置いてあるでしょ?

 

中村 気になってました。これは自由に使っていいんですね! レモンとライムかぁ、じゃあレモンを入れてみまーす。

 

長谷川 では僕はライムを。こうやって自分好みの甘酸っぱさにカスタムできるのは、なかなか珍しいですよ。

 

中村 甘酸っぱい味が好きなら濃いめとか、調整できるのがうれしいですよね。

 

長谷川 味のほうはどうです?

 

中村 うん! ちょっとシロップを多めに入れてみたんですが、焼酎がコク深いからボディもしっかり。私には濃い目のチューハイだけど、爽快感も抜群で、おいしいです!

 

長谷川 よかった! ではおつまみも注文しましょう。超定番の「牛モツ煮込み」と「手作りつくね焼」と……。

 

中村 いいですね! 私は「ニラ玉」と「ハムカツ」も気になります。

 

長谷川 では合わせて4つを注文しましょう。

 

名物店主の美人姉妹、“宝ジェンヌ”が登場!

中村 テーマはカウンターということで、「だるま」の特徴を教えてください。

 

長谷川 お任せください。まず形から説明すると、ここは「コの字型」。カウンターの形は店によって様々で、多いのは「直線型」や「L字型」ですね。で、「コの字型」というのは最も理想的なカウンターの形だと思います。この企画の第2回(篠崎・大林)で、中村さんが藤原さん(藤原法仁さん。大衆酒場にまつわる著書を数多く上梓しているこの道のツウ)と行った「大林」ってあるじゃないですか。あそこはもう、「コの字型」の最高峰ですよ。

 

中村 行きましたねー。確かにコの字型カウンターで、最高のお店でした! でも、「コの字型」だと何がそんなにいいんですか?

↑コの字型のカウンター

 

【酒噺のオススメ記事はコチラ】
【東京・大衆酒場の名店】初心者女子と楽しく学ぶ! 篠崎「大林」の魅力と「下町酒場の成り立ち」の噺

 

長谷川 まず、カウンターの良さはお店の人の仕事ぶりを見られること。同時に、ほかのお客さんの姿を眺められることにあります。例えば、僕なんかは孤独に酒と向き合う時間が好きなので、ひとり飲みが多いんですね。でも、カウンターなら様々な人間模様を観察できるので、飽きないんですよ。

 

中村 あっ、そうか。三辺に席があるコの字型は、ほかの形のカウンターよりも視界のなかに様々な風景が飛び込んでくるということですね。

 

長谷川 はい。その点は非常に大きな魅力です。機能的にも優れていて、お店の人は効率的な導線で配膳や調理ができますから、どの席でもオーダーや提供が早いしコミュニケーションも取りやすいんです。

 

中村 勉強になります! では、ほかのカウンターにはどんな形があるんですか?

 

長谷川 「ニの字型」とか、「コの字型」が変形した「舟型」や「馬蹄(ばてい)型」。広めの「吉野家」に見られる、コの字がダブルやトリプルになった「テトリス型」とかね。分類が難しい、パズルのようなカウンターに巡り合うと、どんな名称が合うだろうかと考えるだけでも面白いですよ。

 

中村 改めて「だるま」ならではの、コの字型カウンターの魅力を教えてください。

 

長谷川 前回「酒場のカウンターは劇場と同じ」と言いましたけど、「だるま」の場合は特に内側。つまり、店員さんの立つ厨房が劇場となっているのがこの店なんです。そして主役はやっぱり美人姉妹のおふたり。

↑先代、江家 脩(こうけ おさむ)さんの長女の理(あや)さん(左)、次女の真(まさ)さん(右)。腰に「宝焼酎」の前掛けを巻く姿は、まさに“宝ジェンヌ”!

 

中村 華がありますよね。外観や内装は古典的な大衆酒場なんですけど、店内はどこか艶やかで独自の世界観。それは、おふたりが醸し出す雰囲気がそうさせているのかなって思います。

 

長谷川 そうそう、つい見とれちゃったりしてね。一見ギャップがありますけど、味や設えはもちろん人情的な接客や和やかな雰囲気も正統派の大衆酒場。こんな素敵なお店はなかなかありません。

 

中村 貴重な存在ってことですね。機能面でいうと、「だるま」のカウンターにはどんな特徴がありますか?

 

長谷川 そしたら、ちょっと計ってみましょう。

 

中村 出た! 長谷川さんの秘密兵器、メジャー!

 

長谷川 うん。カウンターテーブルの奥行きは50cm、高さは90cmですね。確か商店建築の教科書的な書籍に、奥行きは45~65cm、高さは90~100cmが適正と書いてあるので、ここはまさにお手本といえるでしょう。

 

中村 やっぱり、基準みたいなものがあるんですね。でも確かに、私が座った感じでは違和感なく肘をつける位置にテーブルがありますし、イスともちょうどいいバランスの高さになっていると思います。

 

長谷川 あと、「だるま」はコの字の形がなかなか特徴的です。ここは三辺それぞれのイスが、1席・9席、4席と配置されていますよね。このフォーメーションを「1・9・4(イチ・キュウ・ヨン)」と呼ぶんですけど、正面にあたる真ん中の座席がほかの辺の2倍以上も多い9席というのは珍しいです。

 

↑奥から1席・9席・4席の横長タイプの「コの字」カウンター

 

中村 横長タイプの「コの字」ってことですよね。

 

長谷川 そうです。店にとっては狭い空間を有効活用できるというのもカウンターの利点ですが、コの字は直線やL字よりも店内に広いスペースが必要になるんですね。それが、コの字のお店が比較的少ない理由でもあるんですが、「だるま」はある程度の広さがあるので、これだけ横長のコの字にできるんです。

 

中村 なるほど。そう言われてみると、広さがありますね。さらに奥にはテーブル席もありますし。

 

昔はさらに横長のコの字カウンターだった

中村 「だるま」は創業50周年ということですが、お店の歴史も気になります。

 

長谷川 僕が初めてここに来たのは25年ぐらい前で、そのときは先代や奥様もいらっしゃいました。詳しい話は、姉妹のおふたりに聞いてみましょう。理(あや)さんと真(まさ)さんは、いつごろからこの店に入られたのですか?

 

 手伝うようになったのは、私が高校生のときです。そのあと真も高校生になってからお店に立つようになりました。私たちに代替わりしたのは、父が亡くなった平成21(2009)年。母は今でこそお店には出てないですけど、うちの人気メニューの多くは母が考案したんですよ。

 

中村 「だるま」という名称の由来は何から来ているんですか?

 

 最初は父が脱サラしてひとりで始めたんですけど、由来は母も私たちも聞いたことがなくてわからないんです。でも、法人名は七八商事なので、七転び八起きとかそういう想いが「だるま」に関係してるのかなって。

↑手前の写真は、在りし日の先代 江家 脩さん(左)と真さん(右)。左奥の写真には理さんも

 

中村 だるまは必勝祈願のシンボルでもありますもんね。門前仲町にあるのは、おうちのご近所だからとか?

 

 家はもともと埼玉の所沢にあったんですけど、私たちがここで働くようになってから江東区に引っ越してきました。なぜ門前仲町を選んだのかも父には聞けずじまいでしたが、所沢に住んでいたときは遠くて大変でしたね。

 

長谷川 カウンターなど、店内は50年前から変わらずですか?

 

 9人席の部分がもっと奥まで伸びた、長いコの字型だったと思います。それを短くして今のカウンターになったのは、もう30年以上前になるかしら。私たちが手伝いに入ったときにはこの設えでした。改装した理由もわからないのですが、テーブル席を増やしたかったのかな~と。

 

新旧の家庭的な手作りつまみにチューハイが進む!

長谷川 中村さん、おつまみもいただきましょう。まずは定番の煮込みから。

↑「牛モツ煮込み」(700円 表記価格はすべて税込・以下同)

 

中村 おいし〜いっ! 脂身も入ったとろとろのプルプルなんですけど、あっさりしていてやさしいお味。素材の甘みが豊かで、チューハイが進みます!

 

 ありがとうございます! モツは父の代から同じ業者さんと取引していたんですけど、その業者さんがやめてしまったので、いまは大元の食肉卸さんから新鮮なものを仕入れてます。使う部位は大腸と小腸。2回湯こぼしをして余分な脂をカットし、味付けは秘伝の米みそとザラメだけですね。

 

長谷川 2回湯こぼしをしているから重くないんですね。具材にはこんにゃくも入っていてヘルシーだし、玉ねぎ入りってのも珍しいんですよ。

 

中村 甘みを感じるのは、この玉ねぎによるところもありますよね。そしたら次はつくねをいただきます!

↑「手作りつくね焼」(600円)

 

 こちらは母直伝のレシピです。具材は鶏もも肉に、刻みしょうがとねぎ。味付けはダシ入りのみそと塩こしょうですね。つなぎとして全卵も入れてます。タレも母のタレを継ぎ足しで、しょうゆとザラメとお酒を煮詰めて作っています。

 

長谷川 このつくねは人気メニューのひとつですよね。ボリュームがあって、こちらもすごくお酒が進みます。

 

中村 ウマーッ! しょうがの風味が豊かで、お肉もねぎもたっぷり。それでいて食感は柔らかく、すごく好きな味です!

 

 よかった! ではニラ玉もどうぞ。こちらも父の時代からあるメニューで、そのレシピに私がアレンジを加えたものです。

↑「ニラ玉」(800円)

 

長谷川 これは僕も食べるのが初めてかな。ニラがたっぷりですね! こちらも素材を生かした味付けで、ごま油とこしょうの香りもイイ!

 

中村 はい! ニラはしっとりしたなかにシャキシャキ感もあって、味には甘みを感じます。それに玉子がふわっとしてて、全体的にはやさしい味。黒こしょうがたっぷりですけど、辛さよりも香り高さが効いていて、やっぱり抜群においしいです!

 

 最後はハムカツです。こちらは私たちの代になってから加えたメニューですね。レシピはシンプルですが、よく出るメニューのひとつです。

↑「ハムカツ」(600円)

 

中村 素朴な味わいのハムと、何よりカリカリの衣がイイ! おつまみにサイコーなやつです。そして見逃せないのが絶品のマカロニサラダ! 上にのってるのはタルタルソースですか?

 

 はい。付け合わせは、日によってマカロニサラダやポテトサラダをお出ししています。具材はゆで卵とにんじんですね。塩こしょうとマヨネーズで味付けするのですが、冷蔵中に味が薄まってしまうので、提供時にタルタルソースをおかけしてるんです。

 

長谷川 このハムカツだけで、ひとり飲みにうれしい3点セットになってる。日替わりのサラダは単品でもあって、こっちをオーダーする人も多いんじゃないかな。

↑「マカロニサラダ」(500円)

 

多様なニーズに応えられるカウンターはいいことずくめ

中村 理さんと真さんは、カウンターのいいところってどんなところだと思います?

 

 私たちにとっては、お客さんとの距離感の近さが一番ですかね。お店のなかに一体感が生まれるようなところもカウンターならではだと思います。

 

 カウンターは導線がいいですよね。目の前がお客さんですから、お酒やおつまみをすぐ提供できてお互いにスムーズだと思います。

 

長谷川 お店側からすると、接客しやすいというメリットもありますかね。ひとりで飲みたい人もいれば、お店の人やほかのお客さんと仲良くなりたい人など、飲みたいスタイルは様々ですから。

 

中村 カウンターなら多様なニーズに応えられると。いいことずくめなんですね。奥が深いです!

 

長谷川 そうだ、ちょうど僕らがいる席のパターン。今、お互いテーブルの角地に座ってるじゃないですか。コの字やL字などは、このように角になる席がありますよね。僕はここで飲むことを「コーナリング」って呼んでいて、サシ(ふたり)飲みのときはこの席がポールポジションなんですよ!

 

中村 コーナリングにポールポジション? まるでレースのようですね!

 

長谷川 サシ飲みのなかでも、特に初めて会う人や、出会って間もない関係のとき。例えば商談相手やカップルなどです。イスとイスとの快適な距離感は、一説によると60cmが適正なんですけど、そこまで親しくなければ隣同士だと緊張しますよね。

 

中村 はい。もし初対面であればなおさらですね。

 

長谷川 そう、緊張するんですけど、角の席ならその距離感をコントロールできるんです。あと、目線を自然と外すこともできますし、食べているところを直視されることもありません。

 

中村 ちょうどいい距離感で楽しく飲めるのがカウンターのコーナーってことですね!

 

長谷川 あと、コーナリングは攻めることもできます。例えば、商談を兼ねた飲み会だとしましょう。心地よく飲んで親睦が深まるなか、イスの間の距離をちょっと縮めて「では当社の○○のご検討はいかがでしょう?」と、クロージングに持ち込めるんです。

 

中村 面白い!

 

大衆酒場を初訪問する際のマナーとは?

常連さん お嬢さん、ここ初めてなんだって? じゃあこれどうぞ。おいしいから食べてみて!

 

中村 え? あ、はい! これってもしや、おすそ分けですか? うれしい!

 

長谷川 ラッキーですね。こういうのも、カウンター酒場のいいところ! テーブル席だと、なかなかこういう展開にはならないですから。

 

中村 それに、これめっちゃおいしそう!

 

 そちらはナス味噌炒めです。濃い目の味付けで、チューハイにもよく合いますよ!

↑「ナス味噌炒め」(800円) ※写真は取り分けたサイズ

 

長谷川 ああ、これは絶対ウマいやつだ。

 

中村 うん、ナスはとろとろ! 味も染みててすごくおいしい!

 

長谷川 ナス以外の野菜もたっぷりで、こういうところもうれしいですね。

 

中村 はい。お客さんとのコミュニケーションも大衆酒場の魅力ですし、おすそ分けなんてカウンターならではですよね。今日の取材で、大衆酒場がますます身近になりました。

 

長谷川 そうか、中村さんはまだビギナーなんですもんね。じゃあ、初めて行く店を訪れる際のちょっとしたマナーも伝えておきますね。

 

中村 ぜひお願いします!

 

長谷川 やっぱり、歴史のある大衆酒場にはそのお店を愛する常連さんがいるので、その方々に気を遣いましょう。常連さんの定位置には座らないとかね。

 

中村 その特等席はどうやって見分けるんですか?

 

長谷川 店によりますけど、カウンターの奥とか、串焼きの台があるならそこから近い席とか。ほら、串って大将が焼くケースが多いでしょ。その間大将としゃべれるから焼き台の前の席は人気だったりするんですよ。

 

中村 座席のことなんて考えたことなかったです。でも、今の話を聞いてよりハードルが下がりました。

 

長谷川 場の空気を読むことが大切なんです。でもすぐに慣れますよ。それこそいろんなカウンターのお店に行けば、それぞれの特徴や個性がよりわかってくるはず。なので、こんどはまた別の形のカウンター酒場に行きましょう!

 

中村 はい! 今日もおいしかったし、たくさん勉強になりました!

 

 

中村さんのカウンター酒場探訪は始まったばかり。次回は「L字」か「直線」か、はたまた「ニの字」か「舟型」か。何はともあれ、長谷川さんのナビゲートでとっておきの一軒をご紹介します。

 

 

撮影/我妻慶一

 

<取材協力>

だるま

住所:東京都江東区門前仲町2-7-3

営業時間:平日16:30~23:00、土日16:30~22:00

定休日:不定休

※価格はすべて税込みです

※営業時間等に関しましては、店舗にご確認ください(取材日:20211122日)

 

 

記事に登場した商品の紹介はこちら▼

・宝焼酎25度
https://www.takarashuzo.co.jp/products/shochu/takarashochu/

 

 

「東京・大衆酒場の名店」バックナンバーはこちら▼

・第1回 【東京・大衆酒場の名店】この緊張感は何だ? 行列しても入りたい立石「宇ち多゛」の強烈な魅力の噺

・第2回 【東京・大衆酒場の名店】初心者女子と楽しく学ぶ! 篠崎「大林」の魅力と「下町酒場の成り立ち」の噺

・第3回 【東京・大衆酒場の名店】伝説の「三祐酒場」で聞く「元祖焼酎ハイボール」発祥の噺

・第4回 【東京・大衆酒場の名店】酎ハイ街道をゆく。八広・亀屋の“ボール” 受け継がれる秘伝レシピの噺

・第5回 【東京・大衆酒場の名店】四ツ木「ゑびす」で、自家製ロックアイスのお茶割りを味わう噺

・番外編 大衆酒場の酎ハイに欠かせない「下町炭酸」を飲み比べる噺

・番外編 焼酎ハイボールに合う!「東京・大衆酒場の名店」のおつまみを、約5000円の調理家電で再現する噺