少しずつ冬の足音が聞こえてくる今日この頃。この時期になると、貼る使い捨てカイロを箱買いして、ほぼ毎日使っている筆者。お腹が冷えるのですが、ずっと貼っていると熱くて痒くなるし、貼らないと寒いし、ブランケットだけだと物足りないし……。ちょうどいい商品ないかなと探していたら、無印良品の「洗えるUSBブランケット」なるものを発見!
この商品、2990円(税込・以下同)と手頃だし、ただのブランケットかと思いきや、なんと電気ヒーター内蔵でポカポカになるすぐれもの。しかも洗える! 今回は、そんな無印良品の「洗えるUSBブランケット」をご紹介します。
室内なら巻スカートやポンチョとして使うのがおすすめ
脚全体が冷えるデスクワーク時には、シンプルに膝掛けとして使うのがオススメ。サイズは幅120cm×縦60cmと大判で、ブランケット上部に付いているヒーターが下腹から太ももまでを温めてくれます。
USBポートさえあれば、スイッチ1つでヒーターが温かくなるので難しい操作も必要なし。温度は32℃から42℃まで、4段階で調整できます。
暖かい室内の場合は「緑」くらいがちょうどいいと感じました。使い捨てカイロは対応時間内ずっと熱いままですし、湯たんぽは少しずつ温度が下がっていってしまいますが、「洗えるUSBブランケット」は心地よい温度が安定して続きます。ブランケットの手触りもスルスル系とふわふわの間ぐらいで気持ちよく、変な静電気に悩むこともナシ! 快適に使い続けられました。また、スナップボタンで巻きスカートにすれば、腰の部分が温められるので、そのまま座ってもOKですし、台所仕事にも活躍しそう!
ポンチョのように羽織れば、肩の部分を温めることができます。温めたい場所に合わせてスナップボタンで調整できるのは嬉しいポイントです!
USBバッテリーがあれば屋外でも大活躍
「洗えるUSBブランケット」は、PCのUSBに繋いで使うだけではもったいない! モバイルバッテリー(別売)があればどこへでも持ち運びが可能なので、屋外でも使えます。ただし、屋外では膝にかけているだけだと温かさが逃げてしまうので、最高温度の「赤」にしていても「ほんのりあたたかい」レベル。
というわけで、スポーツ観戦時や公園のベンチなど、お尻が冷たくなるシーンでは、腰周辺に巻いてその上からアウターを着るのがオススメ。温かさが放出されずぽかぽかして気持ちいいです。
個人的には、新幹線やバスの車内など温度調整が難しい長距離移動時が、外出先でのベストな使い方なのではないかと。330gと軽量で、畳めば邪魔にならないサイズになるので、カバンにポンと入れて持ち歩くにはいいかも! と感じました。
モバイルバッテリーは、無印良品以外のものも利用可能です。スマホのモバイルバッテリーやカフェなどにあるUSBポートに差し込んで使うこともできるので、お手持ちのモバイルバッテリーを活用してください。
また、コンセント要らずなので、好きな場所で使えます。ソファでゴロンと漫画を読みたい時、映画を見ている時、台所で洗い物をする時など、モバイルバッテリーと共に移動しながら使えます。筆者の希望としては、寝袋としても使えるくらいの長いサイズで、ヒーターも3つくらい付いていると、家の中でのゴロゴロにはちょうどいいな、と思いました(もはや、別商品!)。
USBケーブルが付いているのに、洗える!
この商品、すごいのが「洗える」という部分。USBコードが洗濯槽に当たらないよう内側に折り畳み、ネットに入れて洗濯するだけ。ただし、内蔵のヒーターユニットを痛める可能性があるため、乾燥機は使えないのでご注意を。
「洗えること」はとてもありがたいですよね。毎日使うものですし、外出時にも使うとなると清潔感は気になるところ。新しい生活様式の中で、常に心地よく使うためにも重要なポイントだと感じました。
[まとめ] 夏場のクーラー対策にも使えるコスパ最強のブランケット
1週間以上使ったところ、デスクでPCを使う際には手が勝手にブランケットに伸びてしまうし、テレビを見ていて「寒いな」という時はブランケットとモバイルバッテリーを繋いで使うなど、家の中ではほぼ毎日使っています。こんなに使い倒せて2990円はコスパ良すぎ! 冬場の足元の冷えを防止するのはもちろん、夏場のクーラー対策にも使えるので、「洗えるUSBブランケットは1年中使える説」が筆者の中で浮上しています。
普通のブランケットとどちらにするか迷っているのなら、「洗えるUSBブランケット」がおすすめです。無印良品のオンラインショップでは売り切れになっていることもあるので、店舗で確かめてみてくださいね!