2012年にイスラム過激派に銃撃され重傷を負ったノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん(24)が9日、同じくパキスタン出身のアッセル・マリクさんと英国で結婚したことを明らかにした。英紙デーリー・テレグラフによると、マリクさんはクリケットのパキスタン代表チームのコーチを務めている。
ツイッターに「きょうは私の人生において大切な日だ。アッセルと生涯のパートナーになるため結婚した」と投稿した。英中部バーミンガムの自宅で、家族同席で結婚の儀式を行ったと説明。新郎らとの写真も数枚公開した。
マララさんはパキスタンのイスラム過激派による女子教育抑圧をブログで告発。15歳の時、下校中に襲撃され、英国で治療を受けた後、同国で生活している。(共同)