名古屋入管で死亡のスリランカ人女性遺族 最終報告書に怒り
名古屋入管の施設でスリランカ人の女性が死亡した問題で、入管庁は「医療体制や組織内での情報共有が不十分だった」とする調査報告書を公表しました。遺族の反応です。
「私の姉が、人間が死んだんです。お母さんになんていえばいいのでしょう。この結果は、みんな一緒になって姉を殺したのと同じです」(ウィシュマさんの妹 ポールニマさん)
遺族のもとにも入管庁の職員から「最終報告書」が届けられ、代理人弁護士が内容を説明しました。
「これが1月15日~3月6日までの経緯です」(遺族代理人弁護士 指宿昭一 弁護士)
「こんな時間かかって原因がわからないのはどうしてですか」(ウィシュマさんの妹 ポールニマさん)
報告書で明らかになった入管側のずさんな対応を受け、遺族は怒りをあらわにしました。