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 割れにくく丈夫だとして普段づかいの磁器として定評がある愛媛県砥部町の砥部焼が、戦前の台湾で広く流通していたことが分かった。「砥部むかしのくらし館」館長を務める豊島吉博さん(70)の調査で判明。町内に残る窯元で最も古い「梅山窯」の茶碗などが台湾の124カ所で販売されていたことを記す資料が見つかったという。