もっと詳しく
私の実家は現在は浜松市
旧天竜市の山の中にあります
毎年10月10日は秋祭り
小さな氏神様の境内で執り行われます

私たちの子どもの頃には山車も出て、花火も上がり、1年で一番村中がにぎやかな1日でした
時代と共に祭りも変化しました
山車も引手がいなくなって売りに出され、境内の屋台もなくなりました
村の人たちが交代で手作りした甘酒のふるまいと餅撒きだけが残りました
それでも祭りの日は村の人たちが総出でお参りし1年で一番賑やかな日ということは変わりませんでした

ところが、このコロナ禍
昨年は何もできなかったそうです
そして今年は・・・

役員だけが神社に集まり、神主さんが祝詞をあげて・・・
村の人たちのお参りはなし
甘酒のふるまいもなし
つき上げたお餅は、餅撒きはせずに各家庭へ同じように分配

神社にお参りの太鼓が響いていたこと以外は秋祭りらしさはほとんどなしというようなお祭りで終わったそうです

ただでさえ寂しい過疎の村のお祭りが更に寂しいものになってしまっています
来年は村中でにぎやかに楽しめるお祭りができるようになっていてくれますように・・・