主に弊社内の事情なのですが、色々とアレコレあったせいで、2年も入荷が途絶えてしまっておりました。NEXTORCHのGLO-TOOB PROです。
一般の方にはあまり認知されていない、パーソナルマーカーないしポジションマーカーと呼ばれるアイテムになります。役割としては、仲間の位置を把握したり、色の組み合わせなどで個人を識別するのに使用します。
例えばダイビングなどでは仲間がはぐれるをの防いだり、作業ダイバーの場合は水上からの視認性を高めるのに使われます。機種は違いますが、東京消防庁もパーソナルマーカーを導入していたりします。危険度の高い視界の悪い場所で、所在をアピールするのが主な役割となります。
NEXTORCHのグローチューブ(最近はグロートゥーブの呼称が浸透してきましたね)は、各社の中でもダントツに防水性能の高い200m防水が特徴です。100mまでは散見されますが、200mは見かけません。カラー展開は5色あり、目的や好みに応じてお選びいただけます。
本来の使い方としては逆ですが、「場所」に置いて位置ぎめをするのにも使えます。当店で野外照射する際も、「照射先」と「足元」に置いて、構図を崩さないように撮影したりします。上の写真でも、スタッフの足元とライトの照射の先に置かれているのがわかるかと思います。
時々、「ランタンとして使用できますか?」という質問がありますが、うーーん、どうでしょう。臨時使用は可能ですが、キャンプなどで常用するのは難しいかな。この手のポジションライトは輝度は高いものの、光束はそれほどではないので、ランタンには向かないかと思います。
▲通常配置
▲上下逆配置
どうしても、と言う場合、LEDの配置の関係で、上下逆に置くと若干明るく感じられます。逆置きは安定しないので難しいですが、ご参考までに。
キャンプではランタン目的よりも、自分のテントの識別のために(これもポジションマーカーの役目の一つですね)吊るしておくのがいいかもしれません。
GLOTOOB PROのグリーンと、TEC ACCESSORIESのBEACON PATCH グリーンで比較。流石に蓄光素材と電源を持つパーソナルマーカーでは雲泥の差の光り方。BEACON PATCHも電源不要でなかなか明るいのですが、いざと言うときのここ1発では違いが出ますね。
GLOTOOBシリーズと相性が良いのが、SKM工房から発売されているホルダーです。純正からもホルダーは発売されていますが、より軽量で脱着が簡単。
モールシステムに対応しているので、ウェビングを備たバッグやポーチに簡単に装着可能です。また、簡易的にポケットにさすクリップとしても使えます。GLO-TOOB AAA PROをお求めの際は是非ご検討ください。