プロ野球、セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージの第1戦は、ヤクルトが巨人に4対0で勝ち、リーグ優勝したチームに与えられるアドバンテージの1勝を含めて対戦成績を2勝0敗としました。セ・リーグのクライマックスシリーズのファイナルステージは、10日から神宮球場で始まり、リーグ優勝したヤクルトとファーストステージを勝ち上がった3位の巨人が対戦しました。ヤクルトは1回、1アウト一塁三塁とし、4番の村上宗隆選手のショートフライで三塁ランナーの塩見泰隆選手がタッチアップして1点を先制し、続く5番のサンタナ選手のツーランホームランでこの回、3点を奪いました。さらに7回には塩見選手のタイムリーツーベースヒットで4対0とリードを広げました。先発の2年目、奥川恭伸投手は持ち味の正確なコントロールを生かしたピッチングで巨人打線をヒット6本に抑えて、フォアボールなし、9つの三振を奪って得点を許さず、98球でプロで初めて完封し、ヤクルトが4対0で巨人に勝ちました。ヤクルトは優勝チームに与えられるアドバンテージの1勝を含めて対戦成績を2勝0敗としました。クライマックスシリーズは先に4勝したチームが日本シリーズに進みます。巨人は先発の山口俊投手が4回3失点と先発の役割を果たせず、打線も5回に1アウト一塁三塁のチャンスを作りましたが、代打の亀井善行選手がレフトフライに倒れるなど打線も振るいませんでした。クライマックスシリーズファイナルステージ第2戦の予告先発は、ヤクルトが左の高橋奎二投手。巨人は中4日で登板のエースの菅野智之投手です。