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 アメリカの先月の消費者物価指数は6.8%上昇し、39年ぶりの高い伸び率となりました。

 アメリカ労働省が10日に発表した11月の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べて6.8%の上昇となりました。伸び率は39年5か月ぶりの大きさです。人手不足や供給網の混乱で中古車や食品の価格が大きく上昇したほか、ガソリン価格も高騰が続いています。

 歴史的な物価の上昇を受けて、中央銀行にあたるFRBは14日からの会合で量的緩和策の縮小ペースを速める公算が強まっています。