もっと詳しく

 自民党総裁選を巡り河野行改担当大臣がきのう、正式に出馬表明しました。一方、若手議員らは緊急提言をまとめています。

河野太郎 行革相
 「この度の自由民主党の総裁選挙に立候補致します。実行力・突破力というところは誰にも引けを取らないという風に思っております」

 河野大臣はきのう、総裁選への立候補を正式に表明し、「日本を前に進める」をキャッチコピーに掲げました。河野氏はこれまで「脱原発」を訴えてきましたが、きのうの会見では“安全が確認された原発を当面は再稼働していくのが現実的だろう”と話し、原発の再稼働を容認する姿勢を示しました。

 総裁選には岸田氏、高市氏が既に出馬表明している他、野田氏、石破氏が出馬を模索しています。

 こうした中、中堅・若手の議員連盟「党風一新の会」がオンラインで設立総会を開きました。

自民党 福田達夫 議員
 「我々はおかしいと思ったことについては、しっかりとモノを言っていく」

 議連のメンバーは“総裁選は自主投票が望ましい”としていて、「党改革を通じた政治改革の断行」などを求める緊急提言案を取りまとめています。