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「知らんけど」。東京でお過ごしの皆さまも、この言葉を聞く機会は多いだろう。無責任発言の象徴のように思われている節すらある。ところがどっこいである。よっこい庄一である。餅は餅屋である。関西弁の真髄は関西人に語ってもらおう。2021年、予定調和的な、アルゴリズム最適化的な、人を思い通りに動かそうとする狭苦しい会話テクニックではなく、人と人が幸せになるコミュニケーションを『会って、話すこと。』という本で提唱した生粋の関西人・田中泰延氏が、「知らんけど」の真の効用を伝える。ぜひ活用されたい。