総務省は5日、コムテックが製造・販売する受信設備(ZERO709LV)について調査した結果、約12.6GHzの副次的な電波を発射しており、CS放送の受信に散発的な妨害が発生があったと発表した。電波の強度に関しても電波法第29条の受信設備の条件を超過しており、基準不適合設備であるとする認定を行った。同社は該当する製造・販売の速やかな中止や利用者への使用停止の周知、そして再発防止策の検討を求めたほか、今年の8月からの1年間、毎月末の取り組み状況を報告するよう求めたとしている(総務省)。
コムテックによると条件に該当する製品は合計11機種存在しており、すでに累計約30万台が出荷されているとのこと。同社はリリースで該当する機種に関しては対策修理を無償で行うと発表した。対象となる製品は以下の通り(コムテックリリース)。
対象製品
- ERO 909LS
- ZERO 809LV
- ZERO 808LV
- ZERO 807LV
- ZERO 806V
- ZERO 709LV
- ZERO 708LV
- ZERO 707LV
- ZERO 706V
- ZERO 307LVA
- ZERO 307LV
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