Unityを使わなくてもボケ写真が撮れるようになりました。
朗報です。PC用VRChatの最新版に、おNEWなカメラシステムがやってきました。今までのカメラシステムは、お世辞にも使いやすいとはいえないものでしたが、新型はかなり直感的に動かせるようになっています。
まあそれでもリアルワールドのカメラとはまったく異なるUIなので、慣れるまでには時間がいるかも。
レンズは超広角から中望遠までをカバー。絞りもかなり開けられます。オートフォーカスもマニュアルフォーカスも自由自在。
アバターにはジャスピンですが、ほぼ同じ距離にあるであろうコーヒーカップの輪郭は妙な感じにボケちゃってる。アバターやオブジェクトまでの距離データを元に、スマホでいうポートレート/アパーチャーモードのように被写界範囲外デジタル処理でボカしているようで、その精度はまだまだ甘いところがある様子です。
またオートフォーカスのAFポイントは中央一点のみ。ダンスパフォーマンスなど動きのある被写体を撮るには、自由なフレーミングができずに「ぐぬぬ」となってしまうところも。
それでも一眼カメラ&大口径レンズのような表現の民主化に万歳三唱したい! PC VRユーザーなら誰でも、前ボケ後ボケ両方を生かしたふんわりな印象の写真が撮れるんですから! タダでね!
レンズ部を持つこともできるようになりました。止まっている被写体であれば、マニュアルフォーカス機能でフレーミングが自由自在です。
広角に強くなり、レンズを手前に向ければ散歩系YouTuberみたいな写真・動画も撮れます。数多のVRChatワールドを巡る旅系VTuberが増えるんじゃないかなこれ。
クセは強いけど、VRChatの楽しさを大幅に拡大してくれる神アップデート。なおQuest用VRChatにも、同じUI・機能かどうかは不明ですが、次のパッチでカメラシステムが搭載される模様です。
Source: VRChat
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