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 アメリカ・ホワイトハウスの報道官は、9日に行われた米中首脳による電話会談について「意思疎通の手段を維持することが狙いだった」と説明しました。

サキ報道官
 「電話会談はとても親しみやすく、率直なものだった。この会談は、意思疎通の手段を維持するためのものだった」

 ホワイトハウスのサキ報道官は、9日に行われたバイデン大統領と習近平国家主席との電話会談は「互いの意思疎通が狙いだった」と語りました。また報道官は、この会談が90分間行われ経済的な分野にまで話が及んだことや、バイデン大統領が中国の人権問題も取り上げたとしています。このほか、10月のG20サミットに合わせた対面での首脳会談については「何も予告することはない」と話しました。

 この会談では、これまで競争を紛争に発展させないために両首脳が議論をしたことが明らかになっています。