株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:小川 正幹)は、開発・提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」が岐阜県海津市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用され、2021年11月より利用が開始されたことを発表した。
海津市では、GIGAスクール構想により整備された1人1台の端末環境を活用し、子どもたちに「主体的で個別最適な学び」を提供するとともに、一人ひとりの学力向上につなげるための取り組みの一つとして、市内の全ての小中学校13校(小学5年生~中学2年生)の約1,100人にQubenaを採用するに至った。
今回の採用に際しては、Qubenaの特長である、子どもたち一人ひとりが自分のペースで問題に取り組めるだけでなく、AIによる個々の学びに応じた出題で個別最適な学びができる点、また、シンプルな構成・画面による操作性の良さや手書きの解答入力などにより、子どもたちが楽しみながら活用できる点、家庭でも自分で学習を進めていくことができる点などを総合的に評価されたという。
先生のプリント作成や採点業務の軽減による、授業準備の時間確保、勤務の適正化への効果にも期待が寄せられている。
COMPASSでは、現在全国の小中学校1,800校、約50万人にQubenaを提供しているが、今後もQubenaの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「公正に個別最適化された教育」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献していくことを目指す。
海津市教育委員会 教育長 服部公彦氏 コメント
GIGAスクール構想のもと、海津市でも令和3年2月に1人1台端末が整備されました。
今後、それを活用して一人ひとりに合った学習を生み出し、能力を伸ばすことができる「個別最適な学び」を展開していきたいと考えています。
そのために、今回、AI型教材「Qubena」を導入し、児童生徒が自ら学力を向上させていくことのできる環境を整えることにしました。
Qubenaは、その子の学力を分析し、その子に合った問題を提供してくれるので、やる気があれば自らどんどん先に進むことができます。自分の学びをより深いものにする向上心も養っていけると期待しています。
海津市は市長が掲げる「子育て世代に選ばれるまちづくり」を政策の柱としており、子育て世代に対する支援の拡充を図っています。
Qubenaの活用により、海津市の子どもたちに「主体的に学ぶ機会」を提供できると考えます。
COMPASSについて
AIが生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材Qubenaを開発、2021年度からは小学校・中学校の5教科対応版をリリース、全国の小中学校1,800校、約50万人が利用を予定しており、アダプティブラーニングによって知識・技能の習得を支援している。
2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。
また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞している。
より多くの教育環境へのアダプティブラーニングの導入拡大を通じて、誰一人取り残すことのない個別最適化された学びの提供と、さまざまな教育課題の解決に取り組んでいる。
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