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Intelでは中国限定で16コア版Alder LakeをベースとしたCore i5-12490Fが発売されていますが、このモデルについてはCore i5-12500に対してL3キャッシュが増やされたモデルとなるのですが、Core i5-12400対して15%、i5-12500に対しては5%ほどパフォーマンス向上が記録されています。

Core i5-12600KFがベースのCore i5-12490F

Core i5-12490F Outpaces Core i5-12400F By 15% In Early Geekbench Benchmarks | Tom’s Hardware (tomshardware.com)

IntelではAlder Lake-S世代のCore i5については、Core i5-12600K/KF、12600、12500、12400/Fの6モデルが発売されています。この6モデルの内、オーバークロックが可能でE-Coreを備えるCore i5-12600K/KFを除くモデルでは高性能コアを6コアのみ搭載したミドルレンジCPUとなっており、L3キャッシュは18MBを備え、価格については3万円ぐらいで購入できるモデルとなっています。

一方で、中国限定でCore i5-12490Fと呼ばれるCPUが発売されており、このCPUではCore i5-12600K/KFをベースにE-Coreを無効化し、動作クロックなどをCore i5-12500と同等に抑えたモデルとなっており、L3キャッシュについては他のCore i5-12500とは異なり、20MBを備えたモデルとなっています。

CPUモデル コア数/スレッド数 P-Coreベース/ターボ動作クロック L3キャッシュ容量
Core i5-12600K/KF P-Core 6, E-Core 4 /16スレッド 3.7 GHz / 4.9 GHz 20MB
Core i5-12600 P-Core 6 / 12スレッド 3.3 GHz / 4.8 GHz 18MB
Core i5-12500 P-Core 6 / 12スレッド 3.0 GHz / 4.6 GHz 18MB
Core i5-12400/F P-Core 6 / 12スレッド 2.5 GHz / 4.6 GHz 18MB
Core i5-12490/F P-Core 6 / 12スレッド 3.0 GHz / 4.6 GHz 20MB

今回、そんなCore i5-12490の内、内蔵グラフィックスを搭載しないCore i5-12490Fのベンチマークが出現しました。

L3キャッシュ容量増加でパフォーマンスが向上

ベンチマークはASUSのB660M-Plusマザーボードを用いられており、32GBのDDR4が搭載された状態で計測が行われています。

Core i5-12490Fについては、動作クロックが3.00 GHz、最大ブーストが4.6 GHzとなっており、L3キャッシュ容量は冒頭の説明の通り20MBとなっています。L3キャッシュの容量以外で動作クロックなどについては、Core i5-12500と同じ仕様となっています。そんな、Core i5-12490Fのスコアについては、シングルコアが1806pt、マルチコアが8872ptを記録しています。

動作クロックが同じCore i5-12500については、シングルコアが1762pt、マルチコアが8425ptなっており、Core i5-12490Fの方がシングルコアが2.5%、マルチコアが5.3%上回る結果となっています。

同じCore i5-124XX番台であるCore i5-12400との比較ではシングルコアが1643pt、マルチコアが7746ptとなっており、シングルコアが9.9%、マルチコアが14.5%と大幅な向上となっています。

 

Core i5-12490については中国でのみ限定的に発売されているモデルのためか、Intelの公式ページ上にも仕様情報が存在していません。なぜ中国限定発売なのか理由が定かではありませんが、L3キャッシュ容量が増える事でゲーミングなどでのパフォーマンスは上がりやすいので、Core i5-12500と数千円程度の差であれば需要はそこそこあると思いますんで日本での販売も期待したいところです。

もし、日本で販売されなくてもAli Expressなどを探せばその内出てくるとは思います。

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