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ここ最近、さまざまなゲームとのコラボを発表している“シュタゲ”こと『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)。2021年だけでも『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』『ひぐらしのなく頃に 命』といった人気スマートフォンゲームとのコラボにより、大きな話題を集めています。

おそらくゲームファンの中には、実際に作品に触れたことがなくても、名前は聞いたことがある…という人も多いのではないでしょうか。今回はそんな『STEINS;GATE』の魅力について、あらためてご紹介。まだプレイしたことがない方は、ぜひ参考にしてみてください。

『STEINS;GATE』ってどんなゲーム?

同作は、「5pb.」(MAGES.)による科学アドベンチャーシリーズの第2弾。2009年にXbox 360向けに発売された後、PCやPSPを始めとしてさまざまなハードでも人気を集めました。

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PS3版『STEINS;GATE』オープニングムービー

ジャンルとしては、画面上のテキストを読み進めることによってストーリーが展開する、いわゆるビジュアルノベルゲームです。タイムリープやパラレルワールド、未来的なガジェットの数々など、SF好きにはたまらない要素が盛りだくさん。

その中でも、大きな特徴として挙げられるのが「フォーントリガー」システム。一般的なビジュアルノベルとは違って、『STEINS;GATE』では画面上に選択肢が表示されることはありません。代わりに、場面ごとに携帯電話でメールを送ったり、電話をかけたりすることでルートが分岐していきます。

自分が何気なくメールを1通送ったことで、思いもよらない方向に分岐してしまうかもしれない…。そんな緊迫感を味わえる斬新なシステムが、物語を盛り上げてくれるでしょう。

<魅力その1>個性豊かなキャラクターたち

『STEINS;GATE』の大きな魅力は、なんといっても個性的なキャラクター。まず紹介したいのが、同作の主人公・“オカリン”こと岡部倫太郎です。彼は「東京電機大学」に通う大学1年生にして、秋葉原の雑居ビルに居を構える「未来ガジェット研究所」の創設者。

さらには“狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真”を名乗る重度の厨二病でもあり、日常会話から奇妙な言動が溢れています。しかしCVを人気声優・宮野真守さんが担当しているため、「無駄に声がいい」と評価する人も。

続いては、岡部の幼馴染で「未来ガジェット研究所」のラボメンNo.002でもある椎名まゆり。自分を“まゆしぃ”と呼び、「〇〇なのです」という口調が特徴。マイペースでおっとりした性格の持ち主で、癒しキャラ的なポジションです。ちなみにCVも癒し系声優の花澤香菜さん。

橋田至、通称“ダル”は岡部の同級生であり、貴重な友人の1人です。ラボメンNo.003でもある彼は、かなりディープなオタクであり、プログラミングやハッキングにも精通。岡部からは「スーパーハカー」と呼ばれているものの、本人は毎回「スーパーハッカー」と訂正しています。

そして極めつけは、同作のメインヒロインとして名高い牧瀬紅莉栖。17歳で科学誌に論文が掲載され、18歳でアメリカの脳科学研究所で研究員を務めるという天才少女です。作中ではタイムトラベルに関する講演で来日し、ラボメンたちと関わっていくことに。いかにもクールな見た目なのですが、実は日常会話でもネットスラングが飛び出してしまうほどのネット掲示板ヘビーユーザー

もちろん、この4人以外にも個性あふれるキャラクターが多数登場しています。彼らがどんな物語を織りなすのかは、実際にゲームをプレイして確かめてみてください。