腸内菌や人体に共生する菌類の本が沢山出版されています。
醗酵食品が大好きな方によく読まれているようです。
下は、昨年刊行された書籍です。
腸と森の「土」を育てる
微生物が健康にする人と環境
桐村里紗/著
次の本は、昨年の11月に発刊された本です。
著者の大隅良典先生は、ご存じノーベル賞受賞者です。
オートファジーという、細胞の研究の先駆者です。
永田和宏先生は、コラーゲンの機能解明をした学者です。
和歌をたしなみ、なんと宮中歌会始の選者でもあります。
歌を詠む科学者なのです。
この本の中では、コロナウイルスについても解りやすく解説されています。
細胞の研究も面白さにも触れていて、とても心の温まる本だと言えましょう。
未来の科学者たちへ
著者 大隅 良典 著者 永田 和宏
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
人体と共生する菌達の大切さを紹介する書籍が多数出てきたことは喜ばしいことです。
しかし、読んで冷たい感じのする本もあります。
そういった本の著者は防疫関係の医学者から出発している方がほとんどです。
つまり、いかに殺菌や除菌を行って菌を殺すかという研究をしてきた方です。
そういった方は、菌のチカラのすばらしさを頭でわかっていても、体のどこかで菌への嫌悪感や拒否感があるようです。
自然と文体に表れてきてしまうのです。
本を読みながら、「おまえには、菌にたいする愛は無いのか!」と叫びたくなります。
菌の偉大さを説いているようで、同時に恐怖も煽っているのです。
どの本がどうだとは言いませんが、
さて、まずはおすすめは、
「未来の科学者たちへ」
です。中学生でも読めますよ。
素晴らしい本をあと二冊ご紹介します。
ヴィジュアル版 素晴らしき、きのこの世界
人と菌類の共生と環境、そして未来
動物や植物と共生して生きるキノコの秘められた力を紹介している、
キノコ愛に満ちた本です。
フルカラーの本です。
もう一冊は、変形菌の本です。
変形菌は肉眼で観察できるので微生物とは言いません。また、菌という漢字が付いていますが、菌類ではありません。
最近の研究によって、変形菌類という独立した生物であることがわかってきました。
動物でも植物でもない生物です。宇宙生物の可能性もややあります。
この地球でどんな役割をしているのか、何を食べて生きているのかよくわかっていない、謎の多い生物です。
著者の増井君は大学生です。
変形菌ファンなら知らない人はいないでしょう。
変形菌(粘菌)愛に満ち溢れた本です。
カラー写真の絵本と言えるでしよう。
幼稚園児でも楽しく見れると思います。
幼児の情操教育に役立ちそうです。
変形菌ミクソヴァース
増井 真那 著
人間用のナルナル菌をご紹介するつもりが、書籍の紹介になってしまいました。
ナルナル菌は農業用として知られていますが、
人間用のナルナル菌もあるのです。
これまで、ご紹介した菌類たち、不思議な生き物で地球はあふれています。
コロナウイルスと混同しないでください。ウイルスは、生物の細胞に侵入しないと増殖できないので、生命体とは言えない存在です。その種類もおおくて、その役割についてもやはり、よくわかっていないのです。たまたま、人間や動物に感染して悪さをする奴だけが研究対象になっています。
ナルナル菌達は、生物です。しかも人間と植物に共生することで、人間の役に立つ事がわかっています。
ナルナル菌は腸活菌と言えるでしょう。
あまり宣伝していませんが、リピーターも多くいらっしゃいます。
もともとが、こぼれたナルナルをペットの犬が食べることから研究開発されてきました。
年配の方など、腸の様子がイマイチだと感じている方にお勧めします。
通販サイトはこちら。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後にとってもホットなニュースです。
コロナに免疫を作る腸内細菌の存在がわかってきました。
こんご、この研究は急速に進むことでしょう。
◇土耕菌ナルナルの詳細はホームページへ
http://www.narunaru.info/index.html
土壌菌についての解説しています。
◇モンパの被害が多発しています。
ナルナルで被害を最小限に食い止めましょう。
モンパ対策のページ
http://www.narunaru.info/monpa-1.html
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◆FB土耕菌ナルナル【公式】
やや難しいことがリンクされてます。
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◆ナルナル畑・農業交流会
https://www.facebook.com/groups/335378240237666/
全国多くのナルナルご利用者ファンのみなさま方をを繋ぐホームページができました。
消費者と生産者が直接コンタクトを取る交流のページです。基本ルールはナルナルを使って栽培された果樹や野菜であることです。
全国のナルナルご利用者の皆様、どうぞ宣伝、農産物の拡販ににお使いください。
◆ツイッター #agurikin 石井一行
https://twitter.com/agrikin
◆現代農業2016年10月号にナルナルボカシや樹木への効果等の記事が多数掲載されています。是非お読み下さい。
☆植物全般、松枯れモンパなどの樹木、野菜の病気やウイルス対策、お花の無農薬栽培など、あらゆる場面で活躍しています。果菜の糖度アップ、収量増にもどうぞ。