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フヂイエンヂニアリングは、ミニカー登録をして公道を走行できる電動キックボード「Sunameri」2021モデルを発表し、予約販売を開始しました。税込価格は59万9500円~。

 

 

Sunameriは、同社が開発し、2019年に発表した電動キックボードで、これまで累計100台以上を売り上げています。同社がこれまでレーシングフィールドで磨いてきた技術や培ってきた経験を詰め込んだ、体重移動でデッキを傾けて方向転換をする構造が特徴的なモビリティです。

 

ボディ全体に、航空機やレーシングカーなどにも採用されている、軽量で丈夫なCFRP素材を使用しており、地面からの衝撃を適度に吸収します。現在市場に出回っている電動キックボードのほとんどが原付登録車両ですが、Sunameriはミニカー登録車両で、ヘルメット着用・二段階右折の義務はありません(※安全のため、ヘルメットの着用を推奨しています)。

 

 

今回発売される2021モデルでは、フロントサスペンションやハンドルポスト折りたたみ機構をアップグレードし、直進安定性や剛性が大幅に向上。車体の回転中心から離れているハンドル部分にもCFRP素材を採用したことで、スラロームの面白さが増しています(狙ったラインをトレースしやすくなっています)。

 

利用者からリクエストが多かった部品の見直しも行い、スイッチ類やスロットル、折りたたみ構造の使い勝手も向上。今回は黒色以外のカラーバリエーションとして、三重県尾鷲市九鬼町大配の岸壁から望む美しい青色をイメージした「オハイブルー」が新登場。キャンディカラー塗装で、見る角度によって色の濃淡が出る、高級感のある仕上がりです。

 

 

受注生産で、同社公式サイトで予約を受け付けています。ハンドメイドにて1台ずつボディを成型しているので、12月末~2022年1月初旬納車予定のロットは10台限定と、生産台数は限られているとのこと。